※アニメーションをかけています。下のスライドナンバーのところをクリックしないで、スライド上をゆっくりクリックしながらすすめてください。1円玉五個が5円玉になるまでお待ちください。

マイクロソフト、ICT活用バルセロナ世界大会へのエントリーは9月21日に…
 3連休が終わりましたが、4日がんばればまた3連休と思うと、やっぱりうれしいです。この3連休は、Micrsoftの世界大会のエントリーのための英語プレゼンの仕上げでした。私立高校の英語の先生にも助けていただきました。9月14日には関西学院大学まで出向き、お世話になっているドイツの先生にチェックをしていただきました。お願いできる人がいるというのは幸せなことだとつくづく思います。本当は、9月16日にエントリーを済ませてホッとしたかったんですが、ちょっとがまんして最終チェックすることにしました。エントリーは9月21日にやります。

算数ネタばかりですが…
 ブログ、3回続けて算数ネタになってしまいました。
 今回のは、「低学年の子どもに5のかたまりをどう意識させるか?」というものです。わたしの学校では、いろんなテーマにわかれた研究活動もしています。わたしは算数教育。4名のチームでやっています。チームで話し合って7月に「夏の宿題」を決めました。それが、「5のかたまりを…」です。でも、8月はぜんぜん手をつけられなくて、昨日、やっと作る気になって一気に作りあげました。9月下旬の研究会に間に合いました。今回のは雑な作りです。マイクロソフトのことがなければもっと丁寧に作れたのですが…。

具体的思考と抽象的思考
 ほんの1時間ちょっとで作ったんですが、ポイントは5のかたまりの作り方。小学校の先生なら誰でもご存知と思いますが、積み木のように1を5つ集めたものもありますね。上のPowerPointのスライド1の左のタイプです。わたしが作ったのはそのタイプではなくて右の5円玉です。
 積み木方式は1円玉を5こ積んでいます。視覚的にわかりやすいです。右の5円玉方式は難しいです。ある意味、抽象的です。なぜなら、1円玉という「形」は消えてしまっているからです。でも、ずっと積み木方式では子どもは抽象的思考に入れません。具体的思考から抽象的思考へ、これの切り換えがポイントとなると思います。わたしの指導経験から言って、5円玉方式の方が子どもは5をまとまりとして意識することができるようになると思うので、できるだけ早いステップで5円玉方式に変えるようにしています。

いい作品は紹介させてもらうつもりです
 9月下旬の研究会で、他のメンバーがどんな「作品」を持ってくるか楽しみです。いいのがあったらお願いして、このブログで紹介させていただこうかなと思っています。自分が工夫した教材を見せ合って評価しあうというのは、昔はよくやったものです。やはり、こういうのは現場の教師にしかできないことですね。もっとやっていいと思います。
 あっ、上のPowerPoint、反対に5円玉から1円玉がとびだすようにしてもオモシロイですね。「1円玉が2個とびだしてきた。あと何個かくれているかな?」…って。今度、ヒマな時に作ってみます。今回のはお粗末でした。